皆さん!こんにちは!伊藤です!
今日は、私が公開前から気になっていた映画
『ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド』
を観てきましたので、ご紹介させて頂きます!
『ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド』
〜作品紹介〜
“レゲエ”という一つの音楽ジャンルを世界に広めたミュージシャンであり、
さらにジャマイカの歴史すら変えた伝説のカリスマ、ボブ・マーリー。
彼の波乱に満ちた人生、その“素顔”を描いた映画
『ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド』。
本作は、世界的なアイコンとなり、神格化されたボブ・マーリーの生涯を、
家族や友人、バンド・メンバーによる貴重なインタビュー、
さらに今まで明かされることの無かった秘蔵のプライベート・アーカイブで綴った、初のオフィシャル・ドキュメンタリー。
この動画の中でもあるのですが、ボブとインタビューアーとのやりとり・・・
たまらないです!かっこいい!
インタビュアー
「あなたは、お金持ちですか? 沢山の財産を所有していますか?」
ボブ
「沢山の財産を所有することが、豊かだということなのか?」
「それだったら、僕にはそんな種類の豊かさはないよ。」
「僕にあるのは、LIFE(人生)という豊かさだ!」
くぅーーーーー!しびれます!
ここで、内容について沢山ふれられないのが残念でしょうがないです!
9月21日(金)までの公開なので、是非観て下さい!!!
映画の内容は詳しくここでは書けないので、最も有名なボブの曲をご紹介します!
曲紹介の前に・・・・・
最近のレゲエは、愛について歌った詩が多く、「ラヴァーズレゲエ」
と言われていますが、レゲエが生まれた当時は攻撃的で反体制的な
ロックな詩が多く、「ルーツロックレゲエ」と呼ばれていました。
レゲエミュージックが誕生した時代のジャマイカの政治的緊張という背景の中で反体制的な
レゲエの詩はラジオなどで、放送禁止になることも度々だったようです。
このような背景や、ラスタファリズム、マリファナという危険因子がたくさんあったため、他の国々のレコード会社はボブとレゲエを見て見ない振りを続けていました。
そのレゲエが世界中に知れわたることになった最も大きな要因は、「エリッククラプトン」がボブの曲「I SHOT THE SHERIFF」をカヴァーし、大ヒットさせた事です。
Bob Marley / I shot the sheriff
Eric Clapton – I Shot the Sheriff
「I SHOT THE SHERIFF」は、レゲエという音楽が世界中に知れわたる
きっかけをつくった曲です。
この歌の詩にこうあります
「オレは保安官を撃った
だけど 政治家を撃ったわけじゃない
オレの故郷のあたりじゃ 奴らが血まなこになってオレを探している
オレに罪を着せるつもりだ 政治家の命を奪った罪に 政治家を撃った罪に
だがオレが言いたいのは オレは保安官を撃ったが あれは正当防衛だった
確かに オレは保安官を撃った それで奴らはオレが死罪だと言っている」
以下省略
ある日、大ヒットのお祝いの電話をボブがクラプトンにしたそうです。
その時にクラプトンはボブに・・・・
「ミスター・マーリィ、あれは実際にあったことなのかい?
君は本当に保安官を撃ったのかい?」
結局ボブは全てを語る事はなかったようです。
ただ、「ある部分は事実である。」と言ったきりだったそうです。
One Love Peace Concert
Bob Marley / One Love
1978年4月21日
伝説と語り継がれるコンサートが開催された。
当時のジャマイカは治安が悪化しており,二大政党であった
JLP(ジャマイカ労働党)
PNP(人民国家党)
それぞれが殺し屋を雇って殺し合いをするなどの泥沼状態だった。
1976年、ボブ・マーリーは政治キャンペーンに参加したことから、
二大政党の対立抗争に巻き込まれ、12月3日に狙撃され重傷を負い、
亡命を余儀なくされる。
その後たまたま、それぞれ別の政党に属していたボブ・マーリーの友人達が、
キングストン(ジャマイカの首都)の内乱を終わらせるためにボブに協力を
求めようということで計画が進んで行った。
2年後の1978年、ボブ・マーリーはジャマイカに舞い戻り、
“One Love Peace Concert”を開催する。
この時、コンサートを見に来ていた二大政党のトップ
マイケル・マンリー
エドワード・シアガ
この二人をステージ上に招き、二人は和解の握手を交わした。
音楽は戦争をも止める力がある!
PEACE
ONE LOVE
それでは今日はこの辺で!