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Produce by HIGH-LIGHT CAVALET

藍染

2011年7月25日 月曜日

皆さんこんにちは!STAFF伊藤です。



今日は、先日『藍染』体験をしてきたので、そちらをご紹介したいと思います!










藍染


藍染めの青い色は、

「JAPAN BLUE」として世界に知られるほど深く鮮やかな日本の色です。

その歴史は古く、飛鳥時代に中国から日本に持ち込まれたといわれています。

室町時代には藍カメを土中に埋めて保温し、火壷を設け加温する藍建の方法が発明されました。

また藍草を発酵させて『すくも』を作り出しました。

『すくも』とは、

乾燥させた葉藍を、藍寝床で適量の水をかけては混ぜるという作業を何度も繰り返し

醗酵させてできた天然の染料が『すくも』であり、それが天然藍染めの原料として使われる物です。

今回教えて頂いた先生のお話だと、『すくも』を作るのに約1年はかかると言うことでした!

そんな凄く貴重な阿波藍(すくも)染めを体験する事ができました!




場所は那須のメインストーリーとからは少し外れた場所にあり、自然に囲まれ静かで落ち着きのある

凄く良い場所

コミュニティガーデン那須倶楽部









教えて頂いた先生

外山 正 先生

この方・・・・

もの凄い方でした!

教えて頂いていた時は知らなかったのですが、帰って来て調べてビックリしました!

徳島で代々『すくも』作りを受け継いでいる藍師外山家(国指定重要民俗文化財)の方でした!





凄く気さくな先生で、会話も楽しく凄く丁寧に教えてくれました!

私のイメージする職人とは違う方だな!という感じです!
 
しかし時折見せる職人というのも感じました!



「藍って言うのは
空気と触れると色が出る。
空気と触れて最初は茶色いものが
1分くらいかなさっと蒼くなる。
それを繰り返して色を濃くしていくんだけど
そのときに
藍の染料からさっと引き上げて
絞るんだけど
そのときに泡が立ったりすると
それだけ染料がいたむんだ。

だから
全然ってわけにはいかないけど
できるだけ
泡立てないように
そっと絞る。

藍は生きているからね!」


んんんんんんんん!

深い!



先生の指導のおかげもあり、かなりいい感じ仕上がりました!








どうです?

上手く染まってますかね?

皆さんも是非一度体験してみて下さい!

ではまた!